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06月05日-02号

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  1. 丸亀市議会 2012-06-05
    06月05日-02号


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    平成24年第3回 6月定例会       平成24年第3回丸亀市議会6月定例会継続会会議録  平成24年6月5日(火) 午前10時             ───────────────  出席議員 27名 1番  横  田  隼  人 君  │  15番  尾  崎  淳 一 郎 君 2番  松  永  恭  二 君  │  16番  松  浦  正  武 君 3番  多  田  光  廣 君  │  17番  横  川  重  行 君 4番  福  部  正  人 君  │  18番  小  野  健  一 君 5番  内  田  俊  英 君  │  19番  高  木  新  仁 君 6番  藤  田  伸  二 君  │  20番  長  友  安  広 君 7番  加  藤  正  員 君  │  21番  三  谷  節  三 君 8番  山  本  直  久 君  │  22番  高  木  康  光 君 9番  小  橋  清  信 君  │  23番  岡  田  健  悟 君 10番  浜  西  和  夫 君  │  24番  国  方  功  夫 君 11番  吉  本  一  幸 君  │  25番  片  山  圭  之 君 12番  大  前  誠  治 君  │  26番  三  木  ま  り 君 13番  三  宅  真  弓 君  │  27番  倉  本  清  一 君 14番  中  谷  真 裕 美 君  │             ───────────────  欠席議員 なし             ───────────────  説明のため出席した者市長      新 井 哲 二 君  │  政策課長    小 山 隆 史 君副市長     宮 川 明 広 君  │  財政課長    横 田 拓 也 君教育長     中 野 レイ子 君  │  税務課長    大 野 順 平 君総務部長    徳 田 善 紀 君  │  地域振興課長  近 藤 克 彦 君企画財政部長  大 林   諭 君  │  スポーツ推進課長守 家 英 明 君生活環境部長  笠 井 建 一 君  │  クリーン課長  川 田 良 文 君都市整備部長  松 浦   潔 君  │  都市計画課長  泉   孝 志 君産業文化部長  山 田 哲 也 君  │  産業振興課長  矢 野 浩 三 君教育部長    宮 武 正 治 君  │  文化観光課長  高 橋 俊 郎 君秘書広報課長  大 西   眞 君  │  教育部総務課長 山 地 幸 夫 君             ───────────────  事務局職員出席者事務局長     山 本 一 清 君 │ 主査       河 村 敦 生 君次長       佐 藤   守 君 │ 主任       江 渕 貴 彦 君議事・調査担当長 二 宮 卓 也 君 │             ───────────────  議事日程第1 会議録署名議員の指名第2 議案第51号から議案第64号まで   議案第51号 平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第1号)   議案第52号 丸亀市個人情報保護条例の一部改正について   議案第53号 丸亀市市税条例の一部改正について   議案第54号 丸亀市公園条例の一部改正について   議案第55号 丸亀市印鑑条例等の一部改正について   議案第56号 丸亀市火災予防条例の一部改正について   議案第57号 工事請負契約の締結について(丸亀市立東中学校屋内運動場改築工事)   議案第58号 工事請負契約の締結について(丸亀市立東中学校音楽棟改築工事)   議案第59号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城南小学校校舎増築他工事)   議案第60号 工事請負契約の締結について(丸亀市立郡家小学校屋内運動場改築工事)   議案第61号 工事請負契約の締結について(丸亀市立岡田小学校校舎改築工事)   議案第62号 工事請負契約の締結について(丸亀市立城辰幼稚園園舎改築工事)   議案第63号 市道路線認定及び変更について(山北新池南団地線ほか2路線)   議案第64号 丸亀市土地開発公社定款の変更について             ───────────────  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第51号から議案第64号まで             ───────────────                 会     議               〔午前10時00分 開議〕 ○議長(横田隼人君) おはようございます。 ただいまから平成24年第3回丸亀市議会6月定例会継続会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(横田隼人君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、16番松浦正武君、17番横川重行君を指名いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 議案第51号から議案第64号まで ○議長(横田隼人君) 日程第2、議案第51号から議案第64号までを一括議題といたします。 ただいま一括上程いたしました各案につきましては、6月1日の本会議におきまして市長から提案理由の説明がありましたので、これより質疑に入ります。 なお、一括上程各案につきましては、所管の常任委員会に付託の予定にしておりますので、本日は大綱的な点についてのみ質疑をお願いしておきます。 質疑の通告がありますので、順次発言を許します。 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) それでは、今議会に上程されました議案のうち、2議案について質疑をさせていただきたいと思います。 最初に、議案第51号の「平成24年度丸亀市一般会計補正予算(第1号)」の中の瀬戸内文化芸術支援事業816万円についてお尋ねしたいと思います。 私の理解では、この816万円、支援事業大きく分けて2つに分かれるのではないかなと理解しております。 1つが、東京の美術大学生約30名ほどと聞いてますけれども、夏休み期間中に島嶼部に滞在して生活、活動をすると、それを支援する予算と思います。これについては、当初予算でも300万円の委託料を組んでいたと思いますが、今回追加補正が上がっております修繕料の250万円と借り上げ料の16万円の具体的な内容についてどのような中身なのか、お示しいただきたいと思います。 あわせまして、大変いい企画だと思いますけれども、ことしだけの企画なのか、それとも来年度以降も継続して取り組む予定であるのか、その点についてもお示しをいただきたいと思います。まず、その2点について御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 今回、補正予算を計上しております、島嶼部で美大生が夏休みを利用して創作活動を行うことに対する支援事業の具体的な内容についてお答えいたします。 なお、教育委員会とは事前に調整をしております。 現在、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学の3大学を通じて、本事業に参加される大学生を募集しております。 創作活動の拠点ですが、広島につきましては元広島西教員住宅、手島につきましては元手島教員住宅、小手島につきましては小手島小・中学校など、利用していない教室などの公共施設を活用する予定としております。しかしながら、いずれの施設も十分な設備が整っていないため、生活に必要なふろ、給湯設備、台所ガス設備などの修繕や、市所有の未利用のエアコンなどの設置、また運送料などを含め、修繕料として250万円が必要となったため、今回補正をお願いするものでございます。 また、会場借り上げ料につきましては、本島では民家で創作活動を行う予定にしておりますことから、賃借料として4カ月分16万円を計上させていただいております。 以上です。 2点目の創作活動を来年度以降も継続して実施していくのかとの御質問にお答えいたします。 今年度は、8月に創作活動を行うとともに、島民とのワークショップを行うこととし、作品につきましては塩飽諸島を含め、市内の施設で展示発表を行う予定でございます。このことから、本事業につきましては将来のアーチスト候補創作活動の場として塩飽5島を恒常的に活用し、島民との交流を深めることにより島を元気にしていくことが可能になると考えます。したがいまして、本事業を島の活性化につなげていくためには、今年度の成果を検証するとともに、来年度以降も継続的に実施することが必要であると考えております。 以上、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) ちょっと、初めてのやり方ですので、うまくできませんが、お答えありがとうございます。 そういう形で、ワークショップをされるということで大変いいと思うのです。実は、これは私が思いついたアイデアではなく、ある人のアイデアを聞いて、そういう発想もあるのかなと、大変いいなということで御紹介をして、考え方を示していただけたらと思うのですけど、そういう形で島嶼部に滞在されて、制作活動だけでなく、島民の方との触れ合いも当然あるだろうと。それからまた、当然ある程度長期間滞在するわけですから、島だけにいるのではなく、市内へ渡ってきていろいろな観光施設、丸亀城や中津万象園、そういうところも行く機会があるだろうと思いますし、うどんや骨つき鳥、そういうお店へ行くこともあるだろうと思います。せっかくそういう触れ合いの機会ですので、その制作ぶりや触れ合い、暮らしぶり、それを例えばテレビ局などとタイアップして、こちらに滞在している期間のありさまというか、そういうのを一つのドキュメンタリー番組みたいなのをつくって放送するなり、自主制作の映画でも岡山がこの前ちょうどニュースになってましたけど、そういう形でもいいですけど、そういう取り組みをすると文化の面だけでなく、丸亀の発信になるのでないかというようなアイデアをお聞きしまして、それは大変いい発想だなと思ったわけです。そのことについて、どうでしょうか。今、そういうふうなことで御提案したいのですけど、そんなことも考えてみるお考えがないか、お示しいただければと思います。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 学生たちの島での芸術活動や生活ぶりをドキュメンタリー番組として制作報道することについてお答えいたします。 報道機関とタイアップして広く情報発信することは、塩飽諸島文化観光だけでなく、先ほど言われました本市の文化観光資源を全国にアピールする上で大変効果があると考えております。このことから、議員御提案のテレビ局等への働きかけにつきましては、積極的に行ってまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) ありがとうございます。ぜひ、積極的にまた取り組んでいただければと思います。 続きまして、この瀬戸内文化芸術支援事業のうちのもう一方、来年度の瀬戸内国際芸術祭2013の本島実行委員会の補助金550万円についてですが、実行委員会の補助金が予算化されるのは今回が初めてと思います。来年の瀬戸内国際芸術祭2013では本島が会場の一つになるということで、芸術祭の実施計画等を見ますと、来年秋の10月5日から11月4日にかけて本島会場でやると。そのコンセプトとしては、塩飽勤番所笠島地区等の島の歴史ある地域資産を生かした活動を行うということで、その実施主体になるのが実行委員会と思ってます。それで、具体的にこの実行委員会は、もう既に結成されているのでしょうか。それともこれからの話なのか、そしてどういうメンバーの方がこの実行委員会の中に構成されるのか。また、ことしこの550万円の補助金で具体的にどのような取り組みを行っていくお考えなのか、その点についてまずお答えいただきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 瀬戸内国際芸術祭2013本島実行委員会についてお答えいたします。 本島実行委員会につきましては、本年4月16日に設立されました。実行委員には、本島コミュニティ会長を初め、塩飽勤番所顕彰保存会笠島まち並保存協力会、宿泊関係、漁協、学校関係、また塩飽史談会などの代表者や、広く自治会、PTA、お寺などの協力団体も含め組織されております。 また、今年度は6月24日に県の実行委員会において、瀬戸内国際芸術祭2013の企画発表会が予定されており、ロゴデザインやポスターが発表されます。これにより、瀬戸内国際芸術祭開催前年から島で創作活動を予定している学生、芸術家などや、県内外から事前に島を訪れる芸術祭ファンなど、大勢の観光客が本島を訪れることが予想されます。このことから、実行委員会への補助金550万円により、芸術家たち創作活動の拠点や宿泊場所の調整、ボランティアグループこえび隊との連絡調整、アート作品の展示場所の選定、開催までのイベントの実施などについて、会場となる本島での受け入れ態勢の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。
    ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) 今、受け入れ態勢の整備についてというお話があって、そこのところが一番大事かなと思います。実際、本番になったときに、こちらから島へ渡っていただくための輸送手段をどうするのか、その確保をどうするのか、当然多くの方が島へ訪れるということになりますと、向こうでの食事やトイレ、それから今も少しお話が出ましたけどボランティアの育成など、そういう大変多くの課題をこれから詰めていかなければいけないと思います。そのときに、やっぱり一番基礎になるのは、果たしてどれだけの数の方が来島されるのか。そこのところによって、また後の受け入れ態勢というのも異なってくると思うので、今時点で、来年の瀬戸内国際芸術祭2013の本島会場来場見込みというか、どれだけの方が来場されるだろうという前提のもとでこれから検討されていくのか、その点について少し御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) どの程度の来場者を見込んでいるかについての御質問にお答えいたします。 県の瀬戸内国際芸術祭実行委員会の推計では、本島の会期である2013年10月5日から11月4日までの1日当たりの来場者数を約700人、31日間ございますので、会期中を約2万人見込んでおります。なお、スタートイベントを本島でも実施する計画にしており、また春から秋にかけて行われる本島独自の伝統行事等への参加や、芸術作品の制作等による来島も予想されますので、会期以外の期間についても相当数の方が来年本島を訪れるものと考えております。以上、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) それでは、この件については最後の質問ということにさせていただきたいと思います。この瀬戸内国際芸術祭については、開催は3年に1度ということですけれども、開催年以外でも一年を通じた誘客、お客を引っ張ってくる、発信のための活動に取り組み、その活動全体をアート瀬戸内と呼ぶとされていると聞いています。丸亀市として、これから取り組みます来年の瀬戸内国際芸術祭2013で得られるであろういろいろな成果というものを一過性のものに終わらせるのではなく、会場は本島ですけれども、島嶼部全体の活性化にどうつなげていくのか、どう取り組んでいくのか。あるいは、市の文化芸術の振興に、この瀬戸内国際芸術祭2013の成果をどう取り込んでいくのか、非常に大きな抽象的なテーマになりますけれども、そこら辺の考えについて最後にお示しをいただきたいと思います。お願いします。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 瀬戸内国際芸術祭2013で得られる成果を一過性に終わらせないための取り組みについてお答えいたします。 瀬戸内国際芸術祭は、島の文化と歴史に出会う現代アートの祭典であり、本島を会場に開催されることは、本市における文化観光の振興にとって絶好の機会ととらえております。このことから、本市といたしましては、風光明媚な塩飽諸島の多島美や、島が持つ数々の文化観光資源を島外に効果的にPRするとともに、年間を通して島々で営まれてきた生活、歴史に基づいたイベントに、島外の人々にも参加してもらい、これらをきっかけに若者の定住など、地域再生の機会を探る取り組みにしたいと考えております。また、塩飽諸島を県外だけでなく海外にも広く情報発信していくとともに、開催年、開催期間以外でも香川県と連携し、創作活動を行う芸術家と来場者、島民との交流を通じて、島全体の活性化に結びつけていきたいと考えております。 さらに、瀬戸内国際芸術祭を機会に、本市における文化観光公式ガイドブックなど、芸術祭の強力な情報発信源に掲載することにより、さらなる本市への集客を努めるとともに、観光産業を初めとする経済の活性化にも努めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) それでは、もう一つの質疑に移らせていただきたいと思います。 議案第54号「丸亀市公園条例の一部改正について」お尋ねしたいと思います。 この公園条例の一部改正、総合運動公園内のプールの廃止については、新しい警察署が今のプールの用地へ新築移転するということで廃止をするということでありますので、そのこと自体については何ら異存がないというか、そのことを取り上げるつもりはないのです。ただ、少し気になりますのは、条例の施行時期、この改正条例の施行時期がことしの8月21日をもって廃止ということになっております。私は、これはこの条例の中の備考のところで水泳プールの供用日は7月10日から8月20日までということになっておりますので、8月20日をもって総合運動公園内のプールの供用を終えて、翌日の21日でもって廃止をするのかなあと思っていたのですが、実は広報の6月号を見ますと、市総合運動公園プールへ行こうということで記事が掲載されております。その中で、利用期間として一般利用は7月16日から8月19日の土日祝日と、専用利用は8月17日までということなので、実際にもうあのプールが使えるのは予定では8月19日をもって終わるのかと思ってます。 ただ、気になるというか、もう一つ考えていただきたいのは、改めて言うまでもないのですけど、ことし非常に電力需給の問題で節電を真剣に取り組んでいかなければいけないということです。5月の庁議の議事録も拝見させていただきましたけれども、市としても10%目標、一昨年の猛暑時の最大需要に対して10%の節電をするとなっておりました。市民の皆さんにも、節電について協力をお願いをするということなのです。そういうことを考えますと、夏場ですからピーク時は一番暑い時間帯だと思うのです。電力需要のピーク時は。そういうときに、一般家庭での電力消費を少しでも抑えていただく、一般家庭がそれぞれエアコンをつけるのではなく、もう少し涼しいところへ皆さん出かけていただいて、家庭の電力消費を抑えようということも大切だと思うわけです。そのことを考えますと、このプールの供用を8月19日で終えるのが果たして妥当なのかどうか、せめてこの四国電力の節電期間というのが、たしか9月7日までだったと思うのです。そこまで市民の皆さんに、プールを使っていただくことができないのか。最低でも夏休み期間、子供さんが夏休みの期間は利用していただけるようなことができないのか、ことしのこういう事情を考えますと、8月21日をもってプールを廃止してしまわなければいけないということについて、少しどうしてかなと思いますので、その点について8月21日で廃止しなければならないのかどうか、その点について御答弁をお願いしたいと思います。 あわせまして、そのプールの利用料なのですけれども、こういう一般の公営施設のプールとか、公共施設をどんどん利用してもらって、家庭での節電を抑えようというのは、どこの自治体でもいろいろ検討されているようで、プールにつきましても例えば大阪や京都は、無料で、結果的にどうなったかは知らないのですけど、そういうところを無料で開放しようというようなことも検討されているようです。そういう意味で、ことしで思い出深いというか、総合公園内のプールも終わりですから、そういうことも含めて、そして例年以上に市民の皆さんにプールを積極的に活用していただいて、家庭での電力使用を少しでも抑えようということで、ことしは無料で開放することができないのかどうか、お尋ねしたいと思うのです。無料にすることについては、別段条例を改正しなくても、今の公園条例の中にも、市長は次の各号のいずれかに該当するときは、使用料減額または免除することができるということで、その中でその他規則で定める事項に該当するときと、規則のほうは使用料の減免として市長が特別の理由があると認める場合というふうなことがありますので、別段条例を改正しなくても市長の判断でできると思いますので、その点についてもお考えを示していただきたいと思います。 まず、廃止日を8月21日ではなく、せめて夏休みいっぱいまで利用していただくことができないのかどうか、そして無料開放ができないのか、この点について御答弁をよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 生活環境部長 笠井建一君。             〔生活環境部長笠井建一君)登壇〕 ◎生活環境部長笠井建一君) 条例の施行日をおくらせて節電期間中において市民の電力需要抑制のため、プールの供用期間を延長してはどうかという御提案をいただきました。 現在のプール供用は、土日に一般開放とし、平日は10名以上の団体利用とさせていただいております。一方、施設老朽化による内部塗装の剥離や漏水などの問題があり、毎年利用者の方に御迷惑をおかけしております。 プール供用期間の延長につきましては、指定管理をお願いしている公益財団法人丸亀市体育協会との調整が必要であることは言うまでもなく、7月15日から8月19日の期間中におけるアルバイト職員の手配や各種関係団体とも既に調整を済ませており、例年どおりとさせていただきたく思っております。 次に、プール利用の無料化についてでございますが、昭和49年のオープン以来、約40年間にわたり多くの皆様に御利用いただいた感謝の意を込めて、今年度につきましては特別に供用最終2日間におきまして無料開場する予定といたしておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上、答弁といたします。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) 供用については、8月19日をもって終わるということで、指定管理者との調整も要るし、プールをあけておけば当然監視、安全のために人の配置もしなければいけないということですけど、まだ一月ありますから、そういう人の配置とかという話は余り理由にならないと思いますし、指定管理者との調整と言っても、これはもともと市の施設ですから、指定管理者に市としてことしはこういうふうにやりたいという話はできると思うのです。例年でしたら、別段どうこうという話ではないと思うのですが、本当に電力需要が大変だと考えているわけでしょう。市の施設だけでなく、市民の皆さんの電力需要も少しでも抑えていただこうと。先ほども言いましたように、夏場の電力需要というのは一番暑いときに電力需要がピークに来るわけですから、そのピーク時の需要をどれだけ抑制するかということを考えていかなければいけない。そういう中で、ほかの自治体でも、例えばプールをどんどん使っていただこうという話だと思うのです。ですから、私は今の御答弁でこれこれこういう事情で、もう例年どおり8月19日でやめようというのは、余り説得力のある御答弁と思わなかったのです。そもそも、プールをあけても、そんな電気の節電には余りつながらないと考えられているのか、いやそれはそれで一定の効果があると考えられているのか、そこのところ御答弁をいただきたいと思うのです。 それから、せっかくですので、8月19日にプールを閉めて、実際撤去というのはいつからされるのですか。そういう後の工期、警察署との工期の関係で、無理だという話なのですか。そこは、関係あるのかないのか、お答えいただきたいと思うのです。私は、仮に少々警察のオープンがおくれても、節電に役立つのなら、そっちのほうがいいのではないかと思ったりもします。もう少し、いつまで利用していただくかということを前向きに考えていただきたいということが一つです。 それと、無料ですね。感謝を込めて最後の2日だけ無料と言いますけど、この議会前にいただいた体育協会の経営状況を説明する書類を見ますと、昨年のプール利用が人数で3,158人と、使用料収入が36万3,570円。だから、仮にことし全部無料にして、利用される方が去年と同じだとしても体育協会に利用料として入ってくるお金というのが、たかだか36万円程度の話です。これを全部無料にしても財政的な話というのはほとんど関係ないと思うのです。何度も繰り返しますけど、少しでも節電につなげるために、丸亀市として何をすべきかという発想に立てば、この無料についても2日だけということではなく、ことしは全部無料にするとか、毎日きょうは最高温度が何度ぐらいまでになりそうというのは出ますので、例えば、30度を超える真夏日までいきそうな日は無料にするとか、もう少し工夫をする余地があるのではないかと思いますので、そこの供用の廃止の日と無料について、さらに検討する余地があるのかないのか、もう一度確認のために御答弁いただけますか。よろしくお願いします。 ○議長(横田隼人君) 6番議員、質疑ですので、大綱的な点についてということで、十分御理解のほどよろしくお願いします。 生活環境部長 笠井建一君。             〔生活環境部長笠井建一君)登壇〕 ◎生活環境部長笠井建一君) 供用の開始日をいつまでおくらせるかということで、これは都市整備部からお伺いしておりますところ、8月31日まではおくらすことが可能だということは伺っております。私どもは、条例の規定されております8月20日までを基準に当然当初予算計上もいたしておりますので、それに基づきまして今年度、平成24年度のプールの利用についていろいろ打ち合わせをさせていただきました。当然のことながら、先ほど申し上げました平日の10名以上の団体ということでございましたが、こちらにつきましては安全管理上、実はプールの監視員を1名しか配置しておりませんので、そういった救難の水上安全講習会等の修了者をつけることを義務づけております。そういうこともございまして、一般開放は土日に限定させていただければということで運営しております。そういうことで、予算的なことを申し上げましたら、またおしかりを受けるかもわかりませんけど、現状350万円余りの予算を持ちまして、この日程で昨年度議員さん御案内いただきましたような収支で運営しております。万が一ということで、一応積算等も行ってはおりますが、それより何よりプールの老朽化ということがございまして、今までにも何度か御議論になったものでございます。それで、本年度は先ほど申し上げた予定で進ませていただきたいというのが、関係団体との調整の中で生まれてきたものでございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。 なお、一般家庭のエアコン等の削減のために涼しいところといいますか、そういったところで過ごしていただくというのは、非常に節電効果があるということは、私も認識しておりますので、よろしく御理解願いしたいと思います。 以上、答弁とさせていただきます。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) 御注意を受けましたけど、私はこのプールの廃止の議案について、基本的に廃止すること自体は最初に言ったように、何も反対ではないのですけど、この8月21日をもって施行するという、そのことについて議員としてどういうふうに判断したらいいのか、そのためにいろいろと質問させていただいてますので、もう少し質問の仕方については自分なりに工夫をしたいと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 最後に、お尋ねしますけれども、ことしプールを廃止して、じゃあ新しいプールはどうなるのかということで、お聞きしましたら総合運動公園内にまた次の新しいプールをつくるという構想はあるけれども、今の時点でまだ先の漠然としたものだと聞いてます。だから、新しいプールがいつできるか、到底来年度末には間に合わないだろうとお聞きしています。そうすると、じゃあ来年は公営のプールが丸亀市にないということになりますので、それにかわる、ないということを補う何らかの措置を検討されているのかどうか。例えば、学校のプールについてもう少し活用を図るとか、そういうことについてどういうふうにお考えなのか、最後にその点について御答弁をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(横田隼人君) 生活環境部長 笠井建一君。             〔生活環境部長笠井建一君)登壇〕 ◎生活環境部長笠井建一君) プール廃止後の代替施設を考えているかとの御質問でございますが、現在のところ代替施設案は持ち合わせておりません。議員御提案のありました学校プールにつきましては、夏休み期間中に市内10校程度の小学校において開放が予定されておりますので、御利用いただければと考えております。よろしく御理解をお願いします。以上、答弁とさせていただきます。 ◆6番(藤田伸二君) 議長、6番。 ○議長(横田隼人君) 6番 藤田伸二君。             〔6番(藤田伸二君)登壇〕 ◆6番(藤田伸二君) 終わります。ありがとうございました。 ○議長(横田隼人君) 以上で6番議員の質疑は終わりました。 ここでしばらく休憩をいたします。               〔午前10時37分 休憩〕             ───────────────               〔午前10時43分 再開〕 ○議長(横田隼人君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) それでは、質疑を行いたいと思います。 議案第51号について質問をいたしたいと思います。 議案第51号は、一般会計の補正をいたしまして、歳入及び歳出にそれぞれ5億1,911万6,000円を追加して405億1,911万6,000円とする、こういうものであります。この中で、多少疑義が残るところがありますので、順次質問を行いたいと思います。 まず初めに、商工費についてお聞かせいただきたいと思うのは、今回財団法人自治総合センターの助成を受けて、綾歌町内の商店街活性化事業費としてLED街路灯を設置する。それは、1,000万円の経費を措置すると、こういう内容のものであります。そこで、1,000万円の内容について、具体的にお示しをいただきたいと思うのであります。 例えば、今回の助成の内容につきましては、自治総合センターの中の宝くじの社会貢献事業として今回助成をいただくものであります。助成事業の内容としては、コミュニティ助成事業としてこれを受けるわけでありますが、活力ある地域づくりの助成事業として、また活力ある商店街づくりの助成事業として、今回1,000万円の助成を受けるわけであります。主体は、あくまでも丸亀市であります。したがって、助成を受けるのは丸亀市が受けて、それをそれぞれ地域に配分するという形になるわけであります。この活力ある地域づくりの助成の最高額は1,000万円ということになっております。したがって、この最高額を今回助成として受けると、こういう内容であります。 我々としては、そこで問題となるのは、なぜ岡田の商店街が支給される、岡田の商店街が手を上げたのかということであります。先ほども申しましたように、活性化の中心となるべき商店街であれば、当然丸亀市内の商店街も手を上げて、それに対して助成をするというのが本来の姿だと思います。もちろん、岡田の商店街が手を上げたことに問題があるというわけではありませんが、ただ商店街としては旧丸亀市内にもある。しかし、旧丸亀市内の商店街に、今回はどうして1,000万円の支給がされなかったのか。これは非常に疑義が残ると思うのであります。したがって、その点を具体的に市民の皆さんに一体どういうわけがあるのかについて御説明を願って、ぜひその内容を示していただきたいと思います。よろしく御答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) まず、岡田中央商店街LED街路灯設置事業を実施することになった経緯についてお答えいたします。 昨年11月、綾歌町にあります岡田中央商店街より、財団法人自治総合センターが宝くじの社会貢献公募事業として実施しています、活力ある商店街づくり助成事業の助成金を使用して、商店街にLED照明を使用した街路灯を設置したい旨の要望が本市に対してございました。当該助成事業につきましては、市から助成申請を提出し、採択後市が事業を実施しなければならないことから、助成事業の申請について旧丸亀市内の商店街にも情報提供をしましたが、特に要望がございませんでした。岡田中央商店街の街路灯につきましては、現在設置している街路灯の照度が低く、商店街に対するイメージに加え、安全面や防犯面でも万全でない状況であります。今回、助成事業を実施し、商店街の街路灯をLED化することによって商店街のイメージアップに加え、夜間の安全、防犯対策にもつながることが期待できます。そこで、本市といたしましては、昨年12月に自治総合センターへ事業に対する助成を申請したところ、本年3月末に助成が決定しましたので、今回補正をお願いしているところでございます。 以上、答弁といたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) 内容的には、きちんとした答弁で非常によくわかったわけですが、ただ旧丸亀市内における商店街で、なぜ特に要望がなかったのかということが非常に問題になろうかと思います。先ほども少し述べられましたように、防犯的なものもその中には入りますよということについて、非常に旧丸亀市内の商店街についてもそういう面は多々あると見受けられます。したがって、特に要望がなかった意味が、少し理解できないところが我々にはあると思います。これは、ぜひ委員会で解明を、説明を願いたいと、こういうように思いますので、よろしくお願いをしておきたいと思います。 そして、続いてお聞かせをいただきたいのは、1,000万円の今後の使い道についてお示しをいただきたいと思うのです。 これは、既に計画が立っているから1,000万円の内容になったと思われます。最高額です。その最高額の中で、例えば設計工事の内容は、そこへ予算が入るのかどうか等々あると思います。また、LEDの本数が一体何本ぐらいになるのか。これは、議案の中の説明の中では19本前後とお聞きいたしておりますが、その本数についても非常に不明であるというふうなこともお聞きいたしております。 また、先ほども少し述べられましたが、商店街のイメージアップや、あるいは防犯灯の意味もあるということで、いろんな効果があると考えられますが、しかし第一に考えなければならないのは、やはりLEDを設置することによって、経済的な効果がどれだけ出るかということが非常に問題になろうかと思います。1,000万円ものお金を入れるわけですから、1,000万円の内容が経済の効果としてあらわれるというのが、本来の目的でなければならないのではないかと思います。したがって、経済効果についてもお示しいただいて、その1,000万円を使う理由を説明していただきたいと思いますが、いかがでありましょうか、御答弁お願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 1,000万円の予算の経緯と今後の使い道についてお答えいたします。 活力ある商店街づくり助成事業の助成要件といたしまして、助成金額は1,000万円が上限であり、上限を超える工事費のほか、既存施設の撤去費も助成対象の経費には含まれないと定められております。今回、上程しています補正予算の内容でございますが、歳入につきましては助成金収入の1,000万円を、歳出につきましてはLED街路灯設置における設計費の作成委託料として80万円、街路灯設置工事費として920万円を新規事業として補正計上いたしております。 工事の内容といたしましては、現在設置されています街路灯と同数であります19基のLED街路灯の設置や、電気工事を計画しております。いずれにいたしましても、景観に配慮し、まちの表情を彩るLED街路灯を設置することで、安全・安心なまちづくりに加え、現在叫ばれています節電による電気代の削減や、環境保全を目指すなど、明るく現代的なエコ商店街へとイメージアップを図ることで、地元商店街も商業振興の気運が高まり、集客率の向上による経済効果が期待されるものと存じますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) ちょっと、私が質問した内容と違うのではないのかなあと。 それは、先ほど申しました設計工事は80万円の範囲で、また工事費は19基を設置したいという内容でした。それは、それで結構だと思うのです。ただ、19基を設置してイメージアップを行うことで、経済効果はどこにあるのですか。経済効果がどうあるかを私は問うているので、どういうふうな経済効果が具体的にあるのかということについてお示しをいただきたいと思うのです。今の段階では、非常に難しいのではないかと。もちろん1,000万円をかけて、イメージが前と前々違いますよと、商店街としていろいろな行事もやりますよということがあるのだったら、それも含めて経済効果として出してもらわないと。その辺のところが、やはり具体性がないので、この際お示しをいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) 1つは、節電効果が大変あるということが言われておりますので、そういった経済効果といたしましては年間20万円弱の節電効果があると試算されております。あと、具体的な経済効果につきましては、なかなか難しいところがございますけども、要綱の中にもありまして、集客率の向上、またそういったイメージアップを図れという、それを目的にせよという一句がございます。そういう目的で、LED街路灯を設置するということにつきましては、非常に経済効果があり、またエコ商店街としても、これからいろんな商店街自身の方が努力していただくという側面もございますけれども、少しでも経済効果につながればということで、今回国の助成を得て事業を行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上、答弁といたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) やっぱり、ちょっとずれています、答弁が。 経済効果というのは、LEDをつけて今までと違った明るさや、あるいは電気料が少なくなったなど、そういう経済効果を言っているのではないのです。イメージを一新して、その商店街にお客さんが寄ってくれるかどうかの経済効果なのです、問題は。そうでしょう。そこを、どういうふうなことを計画しているのかというのは、例えばこの1,000万円を出す、コミュニティ助成事業の中でも、やはりこういうことをして経済効果を生むために1,000万円を助成してくださいというふうな話をしているわけでしょう。それを出してくれないと。やはり経済効果というのは、LEDにしたから電気が明るくなり、商店街が明るくなり、電気代も安くなりましたと、そういう経済効果で考えられたら、出しているほうはもうたまったもんでないと思います。LEDで電気代が安くなるのは、当たり前のことです。どういう申請を出し、その内容についてはこうしましたというやつを出してください。そこを僕は聞いているのです。そのずれは、おわかりいただけると思うので、委員会もあることですから。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 産業文化部長 山田哲也君。             〔産業文化部長山田哲也君)登壇〕 ◎産業文化部長山田哲也君) この助成事業を申請するときに、もちろん趣意書といいますか、内容につきまして国にも当然現状の商店街の状況を含みまして、趣旨を提出しております。 岡田町商店街につきましては、先ほども申しましたけれども、人と人との触れ合い、つながりを大切にするということで、琴電の岡田駅の近くにもございます。また、岡田小学校にも近いということで、学童の通学路でもあり、また琴電へ通っておられる方もございますので、先ほども言いましたけれども防犯的なことも含め、LEDの照明を設置することによって環境保全への取り組みをやっているんだと。また、さらに商業振興の活性化を、これを契機に目指すんだということで、日中の景観などにも配慮しながら、この街路灯事業を実施したい旨の申請をしました。それによって、県や国の自治総合センターで設置基準に合うと、集客力も高められるであろうということで今回採択されましたので、そういった意味で経済効果、もちろん倉本議員がおっしゃったとおり経済効果というのは、当然売り上げに結びつかないと経済効果になりませんので、そういった意味、これからの課題もたくさんあると思いますので、その辺につきましては話し合いをしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) ぜひ委員会で、そのあたり述べていただきたいと思うのですが、活力ある商店街づくりの助成事業につきましては、市町村が中心市街地における商店街振興に関して策定する基本計画などにより実施する事業という前提がありますから、そしてまた商店街のイメージアップ、集客力の向上に資する施設設備等を整備する、こういう計画です。そういうことで、委員会でもぜひその計画についてお示しをいただきたいと思いますので、よろしくお願いして次に移りたいと思います。 続きまして、幼稚園費1億9,655万円について御答弁をいただきたいと思うのであります。 先般の教育民生委員会で、この内容について御審議をいたしました。その内容は、園については開園を目的として平成26年度までに整備をしたい。そして、平成24年度に園地の取得、そしてまたそれは約1万平米、平成25年には基本設計、あるいは実施設計、そして平成26年には建設を具体的にして、平成27年4月に開園を目的としたいと、こういう計画を勉強会でお話がされた。それを教育委員会で審議をされて、今回1億9,655万円が予算措置されたと理解をいたしております。 そこで、具体的にこの内容について、市民の皆さんに御説明を願いたいと思うのです。 その第1は、いろいろな団体から、例えば飯山南幼稚園のPTAや北幼稚園のPTA、そして飯山北コミュニティから飯山北幼稚園は移転、新築計画を立ててほしいと、こういうお話、あるいは陳情が参っているわけです。これについて、とやかく言うつもりはないのです。しかし、問題は北と南に幼稚園がありまして、その幼稚園を統合する形でやろうということになっているようであります。これは、いろいろなところで協議され、具体的にその内容についてお示しいただいたわけですが、問題はその土地の選定です。北と南、それぞれ園に行かれている児童、お子様がおいでるわけですから、この人たちが通園しにくいところでは非常にまずいということで、先般の勉強会では3が有力候補という説明でした。ここが、どういうところかというのは、私も地域的なものですから、ぜひ部長から言っていただきたいのですが、この選定の経緯をぜひ市民の皆さんにお示しいただいて、今回のこの統合になりますか、何になりますかわかりませんが、幼稚園の具体的な計画についてお示しいただきたいと思うのです。 さらに、今回1億9,655万円の内訳を見てみますと、いろいろな経費がここにもう出されています。見積もりが出されています。土地測量や、土地鑑定、あるいは農地転用、文献調査費、敷地造成設計費用、設計業務の委託等々、具体的に言えばそのあたりの見積もりが既に出されているわけですが、その見積もりの経緯についてお示しをいただきたいと思います。 また、土地購入の予算1億7,000万円が土地購入費として既に上がっております。3に選定をして、具体的に金額的に1億円何がしの金額が既に購入の予定金額として上がっているわけですから、これについても御説明を願いたいと思います。 また、補償費の内容、ここでは1,600万円補償金として支払う予定といたしております。これは、物件が先般の説明では4件あるとお聞きをいたしております。この内容について、お示しをいただきたいと思います。 以上、残りの部分はまた後で聞きますから、以上について御説明を願いたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(横田隼人君) 教育部長 宮武正治君。             〔教育部長(宮武正治君)登壇〕 ◎教育部長(宮武正治君) 27番倉本議員の今回の補正に関しての御説明を申し上げます。まず、全部で4点ほど御質問いただきましたので、続けてお答え申し上げたいと思っております。 まず最初に、今回の補正予算に計上いたしております(仮称)飯山幼稚園施設整備事業に係る経緯から申し上げます。 議員御承知のとおり、飯山南幼稚園は昭和49年の園舎建設以来39年が経過しており、雨漏れなどの老朽化が進んでおります。また、増築したプレハブの園舎には便所がなく、園庭、プールにつきましても隣接する飯山南小学校と共用であり、避難経路も幅が狭い状況でございます。一方、飯山北幼稚園は、これまでもたびたび台風等の降雨により園舎も浸水し、避難経路、送迎用駐車場の出入り口が大束川沿いの1カ所でありますので、降雨時の水位上昇時には非常に危険な状態にあります。また、園庭も狭いため運動会も行えないなど、両幼稚園ともに決して良好な教育環境にあるとは言えません。 こういった中、昨年9月に議員言われましたとおり飯山南、飯山北幼稚園のそれぞれのPTAから、また飯山北コミュニティから幼稚園舎について移転、新築の要望がございました。要望を受けまして、PTA、学校評議委員、コミュニティの各代表から成る丸亀市飯山地区幼稚園施設整備協議会を設置し、飯山地区の幼稚園のあり方について御検討いただきました。協議会では、過去に浸水等の被害がないこと、1ヘクタール程度の敷地面積を確保できること、交通の便のよい広い道路から少し緩衝地帯をとった場所であること、また両幼稚園から2キロメートル以内の範囲で北部、南部、中部の3カ所の候補地の中から統合幼稚園を建設することなどの御意見を、本年2月8日にいただきました。 そこで、教育委員会といたしましては、整備方針の決定に当たり事前調査を行い、候補地の中から今後国道438号バイパスの開通により利便性が高く見込まれ、また協議会の中でも望まれていました中部地区に絞り、適地選定が可能かどうかを見てまいりました。本年3月27日の臨時教育委員会におきまして、統合幼稚園建設に向けた飯山地区幼稚園施設整備方針が決定され、飯山高校の西側にあり、敷地東側に新たな国道438号道路整備が予定されている地、ここが諸条件を満たす最適な土地と判断し、補正予算として用地取得費を計上したものでございます。言葉的には、非常にその場所というのは言いにくいのですけれども、飯山高校の約三、四百メーター西側の位置にあるところでございます。 次に、2番目としまして、見積もりの経緯につきまして御説明を申し上げます。 先ほど、御答弁いたしました用地の買収に係る用地費のほか、用地購入に係る鑑定費用であるとか、申請等の諸費用等であります。それぞれ、今現在はコンサルタントより見積もりであるとか、それからこの程度でないかという御意見をいただきまして、見積もりを計上いたしているところでございます。 次に、3点目といたしまして、土地購入予算1億7,000万円についてでございます。 取得予定地につきましては、先ほど申し上げました飯山高校の西側でございますが、筆数としまして26筆、すべて購入いたしますと9,957平方メートルの土地を購入する予定でございます。 続きまして、4点目の補償費の内容について御説明を申し上げます。 今回の用地取得予定場所に、農業用の倉庫、それから車庫が4棟ございます。これを移転に係る費用といたしまして、補償費として計上したものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) 土地選定の経緯等々については、よくわかりました。 そこで、もう少しお聞きをしておきたいところがございます。それは、例えば土地購入費、これは1億7,000万円ということになれば、平米当たり1万7,000円という計算が成り立つわけです。もちろん、9,957平米ですから、それは少し安いということになるわけですが、これぐらいするものですか、このあたりは。土地の代金、もちろんこれから先ほども土地鑑定評価の委託料があるわけですから、これについては85万円支払うわけですから、鑑定については問題ないかなとは思いますが、ただ1万7,000円する土地がいいのか悪いのかという議論が、一方ではあると思うのです。その辺のところをどうクリアされるのか。 あるいは、先ほど4件の補償費の内容を示されましたが、これについても鑑定評価が必要ではないか。鑑定評価をしないうちに、既に補償金額を1,600万円に決めていると、このあたりが少し理解しにくいところがありますので、これについてもう少し説明をしておいてほしいなと思うのですが、いかがですか。 ○議長(横田隼人君) 教育部長 宮武正治君。             〔教育部長(宮武正治君)登壇〕 ◎教育部長(宮武正治君) 議員御指摘のとおり、鑑定をまだ行ってない段階での予算計上ということでございますので、想定という形で行っております。その場合、先ほど御説明申し上げましたとおり、鑑定費用等につきまして鑑定士の先生に御意見はいただいております。そのような中で、今回予算計上をさせていただいております。 また、物件の補償につきましても、これは現実的に補償をするということになりましたら、建物調査に現実に入らなければいけません。これも、それぞれ想定を私どもでさせていただきまして、予算計上をさせていただいております。両方とも鑑定評価も受けますし、物件調査も行った上で対応をいたしたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) 鑑定評価をして、やはり市民の皆さんが納得のいくような土地の評価、あるいは物件評価に物件補償費を出してほしいと思うのは、私だけではないと思います。したがって、予算的にこういう形についているから、この値段でお願いしなければならないとおっしゃる方もおいでになると思うのですが、その辺のところは交渉をしていただく人がうまく話をしていただけるという認識で、今後委員会にもそのあたりを説明をしておいてほしいなと思いますので、そういうふうに御了解いただきたいと思います。 最後に、余り時間もございませんので、農業振興地域の除外やあるいは農地転用の手続の問題が次に残ると思うのです。これは、既に先般失敗した事例もございますので、そういうことのないように、農振除外やあるいは農地転用が具体的に進まなければいけないと思うのです。これを、この際どういうような形で今進捗をしておるのか、これを説明しておいてほしいと思うのです。 我々とすれば、農業を振興する上において、このあたりに1万平米もの土地を幼稚園に変更するということは、非常に厳しいと思うのですが、問題は近隣の人たちの理解とあわせて、農地転用するわけですから、そこの農地を所有する皆さんの御理解も得ていなければ、非常に難しいところがあると、こう私は思うのです。したがって、今農振除外や農地転用の手続が、どういうふうな形で進められておりますか。この点、どの程度進んでいるのかお示しをいただいて、市民の皆さんにも御理解を求めていただきたいなと思いますので、御答弁よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 教育部長 宮武正治君。             〔教育部長(宮武正治君)登壇〕 ◎教育部長(宮武正治君) ただいま御質問のございました農地転用等の手続の進捗について御説明を申し上げます。 先ほど、御答弁いたしました事前調査の段階におきまして、関係者の方々、また関係機関との調整を行っております。この後、順調に購入ができれば、農地転用申請を行う予定であるということを、香川県と事前協議を既にいたしております。今回のこの補正予算、御承認いただけましたら、用地取得に全力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、どうぞ御理解のほどよろしくお願いをいたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) 農地転用は、県とも協議しているということで、進捗状況については前向きであるという理解をさせていただきたいと思います。 しかし、問題は先般の教育民生委員会の勉強会からすれば、非常に近い時期でそういうような話ができ上がっているということなので、できれば教育民生委員会で協議会なり何なりでどのような進捗状況であるということの説明も、もう少し詳しく述べておいていただきたいなということを私なりに感じましたので、この点常任委員会でぜひ御協議をいただきたいなと思いますので、よろしく御審議をお願いをしておきたいと思います。 以上で幼稚園については終わりたいと思います。 続いて、衛生費211万円について御答弁をいただきたいと思うのであります。 これは、リサイクルの協力金を211万円追加して4,711万円にしようとするものであります。思ったよりいい値段で売れましたので、その金額にさせていただきたいと、こういう内容だと理解をいたしております。このことについて、とやかく言うつもりはないのです。予算の関係だけ質問するわけです。 平成24年は、先ほど申しましたように協力金を4,500万円予定しておりました。平成23年度は5,200万円、平成22年度は3,000万円、徐々に上がったり下がったりしているわけですが、特に平成22年の実績は2,200万円と非常に低いところに推移をしておりました。そういう中で、今回平成24年度の予算の見積もりが、どういう形になっていたのかということが、非常に疑問が残るわけです。なぜ211万円の不足が生じたのか。高く売れたからですと、木で鼻をかむような答弁をされたらそうなのですけど、どこにどういう形で高く売れたから211万円ふえたのですという説明を、ぜひしておいてほしいと思うのです。これは、市民の皆さん非常に興味を持っていますから、自治会の振り込みになるわけですから、自治会でも予算的にはその予算より少し多い予算で取り組めるのかなということもあるわけですから、ぜひその辺のところを、211万円が高く売れた理由について御説明を願いたいと思うのです。 それともう一点、単価の問題ですね。 結果的には、高く売れたわけでしょう。高く売れたということは、どこのどういう品が高く、どういう形で売れたかということを示していただかなければならないと思うのですね。聞くところによりますと、3カ月ごとの入札をしたり、あるいは一月ごとの入札をしたり、それぞれいろいろな入札の方法を設けているようであります。私から言わせれば、12月の予算見積もりのとき4,500万円の見積もりをとって、あと3カ月間で211万円見落したのだなと、見積もりより少ない金額で見積もってしまったと、見積もりというか売り上げより見積もってしまったと。これは、計算違いです、明らかに。211万円の金額は、大した金額でないと思われるかもわかりませんが、その月々で具体的に入札を行ったり、あるいは3カ月ごとに入札を行ったりする行為の中で見積もりをとるわけですから、その時点で4,500万円はひょっとしたら低くなるかもわからないからこの金額で、あるいは高くなるかもわからないからこの金額でということに結果としてはなっていたわけですから、そのあたりをきちんとした形で市民の皆さんにも説明してもらいたいと思うのです。そういう意味で、金額がどういう形で売れたのか、あるいは金額的にどれほどの金額で売れたのかも示していただいて、当初の入札、あるいは見積もりとの整合性について、先ほど申しましたように、業者が見積もったものとの整合性でなく、我々がとった見積もりとの整合性についてどうだったのか、この辺についてお示しをいただきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 生活環境部長 笠井建一君。             〔生活環境部長笠井建一君)登壇〕 ◎生活環境部長笠井建一君) 当初予算でリサイクル協力金4,500万円に211万円不足が生じた理由について、まずお答えいたします。 資源有価物に関しては、経済情勢の変化に連動して価格が大きく変化しますことから、スチール、アルミに関しては毎月の入札、また紙類、布に関しては3カ月に1回入札を行っております。 例えて申しますと、平成23年度のアルミの単価でございますが、4月には1トン当たり約15万円だったものが、12月には11万円と3割近く下落しています。平成24年度の予算策定時点では、さらなる価格低下を想定したために、予算が過少になってしまいました。この結果、今回結果的に211万円の増額をお願いするようなことになっております。 次に、どの単価が高くなって、どれほどの金額で売れたのか、また当初の入札時点での見積もりとの整合性についてお答えいたします。 初めに、単価に関しましては、先ほども少し触れましたが、アルミの場合12月に1トン当たり11万250円だったものが、3月には10万9,200円となり、想定ほどの価格下落がありませんでした。また、スチールは12月に1トン当たり2万3,100円だったものが、3月には2万9,715円と逆に価格上昇いたしました。販売額では、アルミが年間約1,800万円、スチールが年間約480万円となっております。 次に、当初見積もりとの整合性に関しましては、価格の変動を十分に想定できていなかった面がありますので、このような結果になってしまいました。基本的に、収入は余り多く、過大な見積もりはしないという慣習がございまして、こういったことが起きて申しわけなかったと考えております。今後は、資源市場動向の調査等を行い、整合性を図ってまいりたいと思っております。どうぞよろしく御理解をお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) 内容としては、結構な答弁だったと思います。もう何も言うことはありません。 ただ1つだけ言わせてもらえれば、見積もりの前提がやっぱり崩れたということについては、これいたし方のないことだと私は思ってます。だから、それについてとやかく言うつもりはないのです。ただ、予算見積もりが211万円でも少なかったということについては、やっぱり相対として価格、リサイクルの価格についてリサーチができなかった。これは、やはりいろいろなものを駆使してリサーチをする必要があると思うのです。部長も御存じかと思うのですけど、今新聞紙はたくさんとられてます。私が、とられないようにというので看板までつくってもらったのですけど、今新聞紙もまた値上がりしているようです。そういうように、価格の変動が大きいということについて、やはりもう少し専門的な方に御相談をするということを進言したいと思うのですが、もし専門的な人と相談するとすれば、だれになるのでしょうか。それをちょっとつけ加えてほしいと思うのです。単価を設定するのに、もう少し早い時期に今どういう単価ですと、今後どうなりますというのについて、先物取引みたいで非常に悪いのですけど、そういう単価設定が非常に難しいということなので、その辺も含めて少し出していただければと思います。 以上です。 ○議長(横田隼人君) 生活環境部長 笠井建一君。             〔生活環境部長笠井建一君)登壇〕 ◎生活環境部長笠井建一君) 資源有価物の価格設定等につきまして、いろいろ御提案また御進言いただきまして、どうもありがとうございます。 新聞紙上にも資源有価物の市場動向等が載っております。こういったことをもう少し綿密に調査を行いまして、また議員より御案内のありました専門家について、どういった方がというのは、ちょっと私すぐこの場で答えられませんが、そういった方の御意見も聞きながら、特に当初予算であります資源リサイクル協力金につきましては、市民の皆様がいろいろ頑張って販売してほしいということも言われておりますし、盗難防止の協力もしていただいておりますので、できるだけ間違いのない予算編成に努めてまいりたいと思っております。具体的に、ちょっとお名前、どういった方というのは今想定できません。申しわけありませんけど、そういった取り組みをさせていただくということだけ御理解お願いしたらと思います。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。 あと7分です。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) もう一問あるのを忘れておりました。 それでは、議案第53号についてお聞かせをいただきたいと思います。 今回、条例を公益団体、体協とシルバー人材センターを加えようとするものであります。これは、丸亀市市税条例の第40条の6項、オとキがあるわけですが、特にオの公益社団法人、あるいは公益財団法人を加えようとするものであります。今回、公益団体になった、しようとする主な理由について、ひとつお示しをいただいてほしいと思います。 また、丸亀市市税条例第40条の6に該当する団体が、5団体に特定されている理由についてお示しをいただきたいと思うのです。本来、その5団体だけが特定されるというのは、非常に問題があると私は思っています。そこで、特定寄附金の範囲が非常に多岐にわたっておるわけですから、その特定寄附金をする団体を含めることは、非常に今の段階で仕方がないのではないか。そこで、問題になるのは、条例が5団体だけに特定するということについて問題があるのではないか。この問題をどう解決していかれるのかをお示しいただきたいと思います。 以上、3点です。 ○議長(横田隼人君) 企画財政部長 大林 諭君。 残り5分ですので、簡潔に。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 丸亀市市税条例の一部改正に係ります御質問の1点目ですが、公益団体の意味とその経緯について、まず公益団体と呼ばれる公益法人とは、公益を目的とする事業を行う法人として、旧民法第34条の規定に基づき設立された財団法人、社団法人を総称するものとして位置づけられておりました。 一方、公益法人のあり方については、全国的に公益性の薄れた団体や行政の補助金への依存体質などの課題が指摘されている中、平成20年に公益法人関連3法が施行され、新たな公益法人制度がスタートいたしたところです。この新たな公益法人制度の創設に伴い、旧民法の規定により設立されたこれまでの財団法人や社団法人の公益法人は、平成20年から平成25年の5年間を移行期間とする中で、1つは新たに公益法人の公益目的事業の定義を学術、文化、福祉など、23業種を主たる目的として、不特定多数かつ多数の者の利益の増進に寄与する法人として公益財団法人、公益社団法人への移行の認定の申請を行うか、または事業に制限なく登記のみによって法人格を取得できる一般財団法人、一般社団法人への移行の認可の申請を行うか、さらにはどちらの申請も行わない場合は、5年間の移行期間終了後には法人を解散するか、それぞれの選択を行うこととなります。したがいまして、5年間の移行期間が終了する平成25年12月以降においては、公益財団法人、公益社団法人が、いわゆる公益法人となります。 このたび財団法人丸亀市体育協会と社団法人丸亀シルバー人材センターは、それぞれ新たな公益財団法人、社団法人に見合う法人として、公益の認定基準を満たすよう事業内容や組織を見直し、県知事より認定を受け、平成24年4月1日に移行登記も完了いたしました。今後は、この認定法に規定する規律を遵守しながら、知事の監督のもとそれぞれの公益事業を行うこととなります。 そこで、今回は市税条例に掲げられております名称についても、それぞれ公益財団法人、公益社団法人に変更し、寄附金の税額控除の対象団体とするところです。 2点目の御質問の、なぜこの別表に掲げられている5団体に対する寄附金のみが税額控除の対象になるかですが、これにつきましては個人市民税の寄附金控除については、地域における住民福祉の増進に寄与することを目的に、平成20年度までは共同募金会や市町村に対する寄附金のみが所得控除として認められておりましたが、平成20年の所得税法の改正により、平成21年度から寄附金について市の条例で指定することにより税額控除として認められ、さらにその対象の範囲が広げられることとなりました。その中で、従来の財団法人や社団法人など、国税の控除対象寄附金としてのみ認められていた法人及び団体に対しての寄附金も税額控除として認められることになりました。本市では、そのようなことから特に公益の増進に著しく寄与するもので、将来的に公益法人の移行が認められる民法法人、かつ市が実施しているなどによります現在の5団体について、条例において指定いたしたところです。 次、3点目の今後の控除対象、寄附金を拡大する考えがないかの御質問ですが、これにつきましては市民が見合う公益活動を資金面で支える上で寄附の役割が重要になっており、税制上でも市民公益税制、いわゆる寄附金税制の拡充が進められているところです。これを受け、本市におきましても、来年度に向けて議員御指摘のとおり、現在条例で指定している5団体以外にも市内に主たる事務所を置くところの公益法人、さらには社会福祉法人や更生保護法人など、新しい公共の担い手として市民のかかわりが深く、かつ運営の透明性、公平性が確保されている団体に対する寄附金についても、控除対象として範囲を拡大してまいりますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆27番(倉本清一君) 議長、27番。 ○議長(横田隼人君) 27番 倉本清一君。             〔27番(倉本清一君)登壇〕 ◆27番(倉本清一君) ありがとうございました。 ○議長(横田隼人君) 以上で27番議員の質疑は終わりました。 理事者入れかえのため、5分間程度休憩いたします。               〔午前11時45分 休憩〕             ───────────────               〔午前11時50分 再開〕 ○議長(横田隼人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 質疑を続行いたします。 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 議案の質疑を行います。 議案第51号「丸亀市一般会計補正予算(第1号)」中、まず総合運動公園費、野球場整備事業費についてお尋ねをいたします。 野球場の整備事業費として、新たに2億5,900万円増額をするという提案がなされています。増額補正の理由として、今年度メーンスタンドの工事に入る(仮称)丸亀市民球場が、防災拠点施設として復興財源の全国防災枠の補助対象となった。そこで、防災拠点として必要な整備を新たに2億5,900万円で加える。同時に、財源も復興財源の一部である全国防災枠の交付金に、それに伴い起債部分もより有利な緊急防災減災事業債に組み替えるというものだとお聞きをしております。なぜ、野球場を急遽防災拠点施設とする必要があるのかというのが一番の疑問点ですので、これについてまず順次お尋ねをしていきたいと思います。 総合運動公園を、また野球場を地域防災拠点とするという方針は、野球場の実施設計段階でもありませんでしたし、先日市民の皆さんにお配りをされました丸亀市総合計画後期基本計画の中にも、総合運動公園や野球場を防災拠点と整備をしていくとは全く触れられておりませんでした。急遽防災の役割が加わったという感じですが、防災拠点として整備をするという方針を決めた経緯、また防災拠点としての総合運動公園全体の構想について御説明ください。 また、今回新たに2億5,900万円で行おうとしている整備の内容と、その整備を行ったことで実際災害が起こった場合、この野球場を防災拠点としてどのように具体的な使い方をすると想定しているのかもあわせてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 総合運動公園を地域防災拠点として整備することとなった経緯と運動公園全体の構想についてお答えいたします。 市民野球場整備につきましては、当初より防災面に配慮した整備を考えておりましたが、さきの東日本大震災の教訓を踏まえ、実施設計に当たり、改めて震災時においても活用できる施設として整備する方針といたしました。また、本市の地域防災拠点の整備の必要性が増している状況下、総合運動公園全体を震災時における救援救護活動の前線基地、復旧のための資機材や生活物資の中継基地を有する地域防災拠点として整備することを丸亀市防災会議に諮り、平成24年度丸亀市地域防災計画に位置づけたところでございます。 丸亀市地域防災計画における丸亀市総合運動公園全体の整備内容といたしましては、野球場整備の中で計画しております防災備蓄倉庫、生活用水の耐震性貯水槽等のほか、緊急車両駐車場、仮設住宅用地、飲料水の耐震性貯水槽等の整備を予定しており、本年度より具体的に検討し、実施してまいりたいと考えております。 次に、今回の増額補正で加える整備内容でございますが、本年度発注予定であります野球場のメーンスタンド新設工事におきまして、平成25年度以降に整備予定しておりました防球ネット設置工事の追加や、メーンスタンド基礎部位を増強し、耐震強化を実施するなどの防災機能の充実を図るものであります。 最後に、災害時における野球場の防災拠点としての使用でございますが、被災地への救援活動の前線基地、並びに災害状況によっては被災者の避難地として使用したいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今、御答弁で防災拠点施設としていく経緯についてお話がありました。 3月の防災会議で、防災拠点施設とするということを決めたということがありました。確かに、地域防災計画、平成24年3月の段階で初めてこの総合運動公園を防災拠点施設として整備するということが、新たに加えられていると思います。要は、私がお聞きしたのは、今までは防災機能は持っているけれども、この実施設計が終わった段階で初めてやっと防災拠点として整備をするということが加えられた。急遽というふうに見えますので、その経緯についてお聞きをしたわけです。 それで、私は3月議会で野球場の国の交付金が減額されたことについて、ここでもお尋ねいたしました。そのときに、企画財政部長からは、国からの交付金が減額されて将来的な見通しも不透明なことから、野球場の早期完成を目指して、事業が計画どおり実施できるように、防災公園としての観点も含めて国と協議していく、こういった答弁があったのです。要は、これを実際に実施した結果、野球場を防災拠点とすることで先行き不透明となったこれまでの交付金にかわり、新たな財源を確保していくことになったのだと、こういう経緯もあるのかどうか、今の御説明ではわかりませんでしたので、この点を再度お尋ねしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 財源の実施設計において、全国防災の事業に加えた経緯についてでございますけども、地域防災計画の中で運動公園の整備をするというふうなことでございますが、全国防災に事業として採択ということで、社会資本総合交付金の補助事業の対象として今まで行ってまいりましたが、復興財源として別枠で設けられましたこの全国防災を利用することにより、改めて工事の進捗や財源の確保、そういうようなものが非常に有利であるということで、今までの運動公園の整備に防災機能を備えた整備とあわせ、丸亀市の防災会議において計画の内容をお示しし、御了解をいただきましたので、今回総合運動公園全体の地域防災計画の中で、野球場部分の防災機能を備えた整備につきまして、全国防災枠を利用して行ってまいりたいということで進めてまいったということでございますので、御理解賜りたいと思います。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今の御答弁で、防災拠点とすることで工事の進捗、財源の確保が有利になると防災会議でも認められてというお話でありました。 次にお聞きをするのは、その新たな財源となる国の交付金で補助対象に該当しているのは、今御答弁もあったように野球場の整備だと思いますが、丸亀市が防災拠点として整備していくのは、予定ではこの総合運動公園全体とされていると思います。 この点について、次にお聞きをしたいのですが、公園全体の防災拠点としての構想というのは、先ほどお聞きをした中にも明らかにはされていなかったと思います。公園全体の構想がないままに、野球場のみ防災拠点として先行して整備を進めていって問題がないのか。将来、公園全体として見たときに、防災面で不合理な点、例えば今回の補正で整備が予定されていると先ほど言われました耐震性のある貯水槽や、防災備蓄倉庫、これらが後で考えてみたら、野球場よりもこっちに置くほうが合理的だったとか、工事が二度手間になったということが起きないのでしょうか。防災拠点としての総合運動公園全体の整備と、野球場の整備との兼ね合いについて、担当部局でどのように整理をされているのかを次に御説明いただきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 質疑の途中ではありますが、ここでしばらく休憩いたします。 再開は午後1時を予定しておきます。               〔午後0時01分 休憩〕             ───────────────               〔午後1時00分 再開〕 ○議長(横田隼人君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 先ほどの質疑に対し、答弁を求めます。 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 野球場の防災機能の整備を先行することで、将来的に不合理な点が出ないのか、また野球場の役割をどのように整理して考えているのかについてお答えいたします。 丸亀市総合運動公園全体の地域防災拠点としての整備は、今後必要な防災機能や設備を関係機関と十分に協議し、検討し進めてまいりますが、野球場の果たす防災機能を補完する適切な施設の整備を目指してまいりますので、野球場の整備が先行しても不合理にはならないと考えます。 また、総合運動公園全体を地域防災拠点として整備していく中で、野球場の持つナイター照明設備や放送設備、情報発信設備等が救援活動の前線基地として重要な役割を果たすと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 防災拠点としての総合運動公園全体の整備と野球場の整備との兼ね合いというか整合性についての御答弁をいただきました。 今の御答弁では、全体の計画はこれからですと、野球場をまず整備し、それを補完していく形で全体の計画をつくっていくという御答弁だったと思うのです。違っていたら、また後の答弁でおっしゃってください。だけど、全体を考えずに、やはり野球場だけしていいのだろうかという疑問はちょっと払拭できないですね。それが1点。またこの野球場と運動公園全体の整備の兼ね合いという以外にも、この段階で野球場を防災拠点として整備するのが妥当なのかと気になる点がありますので、それについて順次お聞きをしていきたいと思います。 1つは、貯水量10万トン以上の大きなため池、平池に隣接しているという点です。現在、ため池が地震等で決壊した場合の浸水範囲や水の到達時間の解析、避難区域や避難経路を定めるため池ハザードマップが平池についてもつくられておりますけれども、でき上がるまでにはまだ時間がかかるようです。当然、堤防が決壊したという想定では、野球場の周辺も浸水するでしょうから、このハザードマップの結果いかんによっては、隣接する野球場の整備のあり方にも影響を及ぼすのではないでしょうか。この点、どのようにお考えでしょうか。 また、そもそもこの平池、また東隣の先代池も貯水量10万トン以上ですが、こういった大きなため池2つに挟まれた立地条件というのが、防災拠点として適切なのかという点についても、あわせて見解をお示しください。 もう一点、今急いで拠点施設として整備を急がなければならないのかと考えているのは、地域の防災拠点施設とするというのは、丸亀市だけではなく広域の拠点施設とするというお考えだと思います。今回の野球場を防災拠点とするというこの整備の件については、定住自立圏を構成している市町の間で協議のテーブルに乗っているのでしょうか。現在、策定中の共生ビジョンがあると思いますが、その中で検討が行われているのか、また済んだのかという点についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕
    都市整備部長(松浦潔君) 隣接する平池のため池ハザードマップの内容のいかんによっては、野球場の防災拠点としての整備にも影響が出るのではないか、また立地が防災拠点として適切なのかについてお答えします。 丸亀市総合運動公園につきましては、国道、県道や高速道路等とのアクセスが非常によく、広い面積を確保できることから、立地上総合的に防災拠点として適切であると考えております。 また、議員御承知のとおり、今年度ため池ハザードマップの作成が進められており、議員御指摘の隣接する平池につきましては、平成17年度に国営防災事業にて一部改修工事が終了しております。現在、基準の見直しが行われており、その結果次第で再度県において耐震診断が3年以内に実施されると聞いております。つきましては、ため池ハザードマップ並びに耐震診断の結果を踏まえ、関係機関と連携のもと必要な対策に取り組み、防災拠点整備として支障のないように進めてまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(横田隼人君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 今回の野球場整備について、定住自立圏共生ビジョン等で検討されているかとの御質問ですが、定住自立圏構想につきましては、善通寺市、琴平町、多度津町、まんのう町との2市3町の枠組みとして地域の発展を目指し、本年4月19日に連携する事業についての協定を締結し、現在共生ビジョンの策定に向けて作業を行っております。 総合運動公園内の野球場の整備につきましては、本市における重要な地域防災拠点として、新たに社会資本整備総合交付金事業の全国防災枠の採択を受け整備を進めていくもので、今回の定住自立圏構想の協定には盛り込まれていないため、共生ビジョンの策定作業においても検討の対象とはしておりません。なお、今回の定住自立圏の協定における防災面では、香川県災害時総合応援協定に基づく圏域内の連携強化といった内容を盛り込んでおります。野球場の整備完成後は、大規模災害時において周辺市町の被災者の一時収容など、協定にのっとった広域的な活用が可能になるものと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今、3点、今の段階で野球場を防災機能を持つ野球場として整備をしていいのか、このタイミングでという気になる点をお聞きしましたけれども、どの3つもこれから、これからであったり、例えば総合運動公園全体の防災拠点としての計画がこれからですと。ため池ハザードマップについても、平成17年度には行ったけれども、新しい基準でもう一度行って、ハザードマップをつくっていると。その結果によっては、必要な耐震診断や対処をしていかなければならないと、要はまだ今からだということだと思うのです。 それで、広域の施設としての定住自立圏においても、協定になかったのでそれについては協議がされていない、県の構想ではあるけれどもというお話だったと思います。しかし、本当に広域の施設としてこれから整備をしていくのならば、定住自立圏の協定に結ばれたことだけではなく、今後必要になるものは必要な市町の間で進めていくというお話だったと思うので、もし本当にこの野球場を広域の防災拠点として整備をしていくというのであれば、やはりそことのお話し合いというのはあってしかるべきではないかと思うのです。こういった本来なら野球場の整備の前に、検討を済ませておかなければならない課題であると思うのです、こういった3点というのは。最もそれが望ましいのであって、今回の補正で2億5,900万円という多額なお金をかけて行う整備で、事前にしておくべきような課題が後回しに、これからになっているということについてはどのようにお考えでしょうか。本当ならば、これ終わらせてから提案するというのが、最善ではありませんか。この点について、お聞きをしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 総合運動公園の地域防災拠点としての整備が全体を計画してから野球場に取りかかるのが順番であり、かつ広域でも検討してからということでございますけども、先ほど申し上げましたように野球場の整備、当初の計画から防災関係の施設ということは考慮してまいっておりました。その中で、さきの東日本大震災の教訓の中で、やはり地域防災拠点としての整備が必要であると判断しまして、丸亀の防災会議におきまして、地域防災計画の中で明確にまず地域防災拠点としての施設等の計画を考えていただいて、それにまず野球場から整備していき、総合的に総合運動公園全体を地域の防災拠点として整備していくと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) まず、防災拠点として、今年度の地域防災計画の中で位置づけたので、まずは野球場からしていくんだと、こういうお話だったと思いますが、それがこの年度になって急遽出てきたというところに私は疑問を感じて、先にしておくべきことがあるのではということをお聞きしたわけです。ちょっと、ここは理解できないところではありますけれども、次に移っていきたいと思います。 次に、この野球場整備事業の増額による財政上の影響についてお尋ねしたいと思います。 今回、提案されている増額補正は2億5,900万円ですけれども、今後も野球場の整備が進むにつれて、国との協議でさらに防災拠点として必要な整備が追加されていくと思われます。例えば、防災拠点ですから当然防災行政無線等の通信網の整備は、最終的には必要になるでしょうし、バックスクリーンの工事ではこういった施設が必要、グラウンドの工事ではこういった整備が新たに必要と、進むに従って次々とふえていけば、既に野球場の整備事業費、総事業費29億円でスタートしましたけれども、今回2億5,900万円追加で31億円以上にしたいというのが今回の提案ですけれども、これが最終的に一体幾らまで膨れ上がるのかという気がいたします。防災拠点とすることで、野球場整備事業費の増額はどうなっていくのかという見通しについてお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 野球場整備を進める中での今後の見通しについてお答えいたします。 野球場整備につきましては、今回防災施設として充実を図るための追加整備が必要となりますが、今後の防災拠点としての総合運動公園につきましては、災害時における役割を考えますと防災機能の整備は必要不可欠でありますので、整備計画を国や関係機関等と協議し、必要な防災機能の整備に取り組んでまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今の御答弁では、今後防災拠点として必要な整備はふえていくだろうということですけれども、具体的に一体幾らぐらいまで上がっていくのだろうかというのが、一番市民としても気になるところであるのです。今回2億5,900万円ですけれども、今後どれぐらいの規模になるのかというのは、見通しがないままに拠点としての整備を始めたりはしないと思うのです。そういうところを具体的にお答えいただきたいのですが、今回の2億5,900万円だけで追加整備が終わりというわけでは、今の答弁でもなかったと思います。一体どれぐらいを想定しているのかを、ここでお答えください。 ○議長(横田隼人君) 都市整備部長 松浦 潔君。             〔都市整備部長(松浦 潔君)登壇〕 ◎都市整備部長(松浦潔君) 今後の防災機能の整備は、野球場以外の総合運動公園の中での整備計画も考えております。 地域防災計画の中での運動公園の整備の今後の施設でございますけども、飲料水の耐震性貯水槽、それから輸送とか搬入道路、ヘリポート、それから避難地の整備、作業場等々の計画を考えております。そういうような整備に対しまして、これから事業を行っていくということになろうかと思います。 また、野球場関係につきましても、これからの国等の協議によりますけれども、整備の充実というような点で野球場にそういうような整備をするほうがいろいろな面で利便性もあるというようなことでありましたら、そちらになろうかと思いますけれども、今のところは全体としてそういうふうな追加施設の整備が必要であると考えております。費用的には、これから関係機関等と調整をしながら進めていきたいと考えておりますので、細かい費用については、一つ一つの金額等はまだつかんでおりません。 以上でございます。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今の御答弁では、今後の追加の整備は、メーンは野球場以外のところではあるけれども、野球場の整備の中ででも今後もふえていくかもしれない。予算規模については、はっきりとわからないということだったと思いますが、幾らまでいくのかはっきりわからないまま整備事業を始めたりするというのは、大変疑問に感じます。 それで、やはり今回提案されているこの2億5,900万円の増額ですけれども、当初予算時よりも有利な交付金、それから有利な起債が活用できるようになったのだとおっしゃいますけれども、だからといって今回のこの2億5,900万円で、今後さらに事業費が増額されれば、それに伴ってふえる借金も相当なものだと思うのです。その公債費の問題について、この野球場では最後のお尋ねにしておきたいのですけれども、今回の補正予算だけでも既に借金としては1億5,120万円増加になるわけです。これ、かなり大きな額だと思うのです。総事業費が、もともと29億円と大きいですから、何となくさっと見てしまいますけれども、大変大きい額だと思います。有利な借金だと言われますけれども、幾ら元利償還の80%が交付税で措置をされるといっても、償還はきちんとしていかなければなりません。市のお金が要らないわけではありません。しかも、この緊急防災減災事業債というこの仕組みは、有利な交付税措置といっても基準財政需要額の中で5年間臨時措置で行う市税の増税分と、差し引きで調整がされるということですから、交付税措置されるといっても、実際には交付税の中でふえたという実感は恐らくないのではないでしょうか。本市の状況を考えますと、今後野球場の整備だけでなく、市役所等を初めとする公共施設の耐震化等で多額な市債の発行は避けられない。公債費の管理には、慎重を期さなければならないとずっと指摘をされ続けております。こういった中で、今回さらに2億5,900万円の事業費を増額する。今後、さらに事業費がふえて公債費も多くなると、こう予想される野球場の整備事業費の財政上の影響、これを市の財政全体と見たときにどのようにお考えか、この見解をお尋ねしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 企画財政部長 大林 諭君。             〔企画財政部長(大林 諭君)登壇〕 ◎企画財政部長(大林諭君) 野球場の整備に係ります財政上の影響についてお答えします。 野球場の整備に当たっての財源確保策といたしましては、これまで国の社会資本整備総合交付金のうち、いわゆる通常分といわれる交付金を活用するとともに、充当率が90%で後年度に元利償還金の約20%が交付税措置される公共事業債を充当し、事業を実施していく予定としておりましたが、御承知のように東日本大震災を受け、平成23年度の国の第3次補正予算にて新たに創設された社会資本総合整備交付金のうち、全国防災枠での採択を受けられることができました。また、同様に国の第3次補正予算で創設された充当率が100%で、後年度に元利償還金の80%が交付税措置される緊急防災減災事業債の活用が可能となりました。そのため、本市といたしましては、このより有利な起債である緊急防災減災事業債を活用することで、さらなる財源を確保し、市の負担を少なくして事業を実施してまいりたいと考えております。 具体的な市の負担といたしましては、これまでの公共事業債を活用した場合、まず事業費の50%を国の交付金で、その残り50%のうち45%を公共事業債で充当し、5%を一般財源で措置することになります。この公共事業債は、元利償還金の約20%が後年度において交付税措置されますことから、結果として事業費の約40%が市の負担、いわゆる一般財源所要額となります。一方、緊急防災減災事業債を活用しますと、交付金で賄われる事業費の残額、事業費の残り50%全額を緊急防災減災事業債で充当することが可能となり、その元利償還金の80%が交付税措置されますことから、市の一般財源所要額は事業費の約10%の負担で済むことになります。 したがいまして、本市といたしましては、今回の新たな全国防災枠での野球場整備は、単に防災機能を強化するだけでなく、市の将来的な負担額も軽減することができ、財政的にも市民福祉の面からも確実に好条件での施設整備が可能になるものと考えているところです。 一方、この野球場整備を初め、これまでの安全・安心のまちづくりや、今後の公共施設の耐震化整備などで発行する起債の償還管理について御心配いただいておりますが、本市といたしましても今後の公債管理は財政運営における重要な課題の一つと認識しております。そのため、3月議会でもお答えいたしましたとおり、今年度からはこれまでの財政健全化計画を見直し、今後課題となる公債費の管理を初め、主に一般財源と義務的経費の比較や、投資設計費に投下可能な財源の経年予測などを示す中・長期的な財政フレームを作成したいと考えております。そして、この財政計画を経常収支比率や実質公債費比率など、主要な財政指標が示される決算期に見直しを行っていくことで、将来にわたり厳格な公債管理と財政運営を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願い申し上げ、以上答弁とさせていただきます。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 公債費の問題、財政上の影響の問題についてお尋ねをいたしました。 今、御答弁がありましたけれども、防災上の問題だけでなく、野球場の整備をするにあたり市の負担が結果として低くなる方法を今回とったと御説明がありました。しかし、私はその市の負担が結果として低くなるというのは、それはその机上の理論だけであって、難しい起債の方法、償還の仕方、何%が後で後年度交付税措置されるという話でありましたけれども、先ほども申しましたが元利償還のうち80%が交付税措置されるといっても、それは今回の場合は特に緊急防災減災事業債というのは、国にお任せするのではなく、地域にも頑張ってもらうという発想でつくられたもので、丸亀市もさきの3月議会で500円市税を上げましたけれども、それを使って、それをもとに後で交付税措置されるときに税収があるんだから差っ引きますよという、こういった制度だと思うのです。だから、実際には公債費が上がって大変じゃないですかと、これを使ってどんどん事業をしていくことはという気がするのです。この野球場にしても、一たん決めてからどんどん有利だから、この借金は有利だからというので、起債にしていくことのハードルが甘くなっているのではないかという気が大変いたします。 それで、野球場が本当に起債までして必要な施設なのかどうか、今しなければならないのかというのが最大の問題ですけれども、ここについてはこの議案の質疑から離れていきますので、委員会なりほかの場所で審議にゆだねてまいりたいと思います。しかし、起債の問題については、私は大変問題があると今の答弁でも感じました。 以上で野球場についての質疑は終わりたいと思います。 次に、同じく議案第51号「丸亀市一般会計補正予算(第1号)」中の幼稚園建設費についてお尋ねいたします。 今回、(仮称)飯山幼稚園整備事業費として、土地購入費1億7,000万円を含む1億9,655万円が補正予算として計上されております。新しい飯山幼稚園の整備については、さきの3月議会一般質問で私は整備方針をお尋ねいたしました。 今回、補正予算で提案されております購入予定の土地の場所とか、その広さについてお聞きをする予定にしておりましたけれども、先ほどの27番議員さんの御答弁で詳しく説明がありましたので、その点については割愛したいと思います。 残り1点についてお尋ねしたいと思いますが、それは進入路に関してのことです。場所でありますとか広さにつきましても、飯山地区幼稚園整備協議会から出された整備方針に沿って御努力をされたのかと思いますけれども、同じくその幼稚園整備方針の中には、特に書かれていることで立地場所の条件として、特に安全性を考慮し、広い道路から少し緩衝地域をとった場所にすること、つまり国道438号や西幹線に直接面してないで、少し引っ込んだところという意味だと思いますが、送迎は車が中心となるため必要に応じて進入路となる道路整備も検討することというのが上げられていると思います。 既に、地元では新しい幼稚園ができるという話題の中で、今のどの予定地にしても進入路が大変狭く、送迎時車が混雑して事故が起こるのではないかという心配の声が聞こえております。先ほどの27番議員への御答弁の中でも、その位置については、購入予定の土地については飯山高校の200メートルから300メートルぐらい西側という御答弁もありまして、そうなりますとやはり朝の送迎時というのは高校生の登校時と全く重なりますので大変危険だなという感じがいたしました。 そこで、今回補正で計上されています1億9,655万円の用地購入等の中に、その整備方針で上げられている進入路となる道路の拡幅など、安全対策上の必要な経費も今回含まれているのかどうかという点についてお尋ねをしたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 教育部長 宮武正治君。             〔教育部長(宮武正治君)登壇〕 ◎教育部長(宮武正治君) それでは、進入路についての御質問に対してお答えをいたしたいと思います。 教育委員会といたしましては、今回の補正予算に道路の拡幅等の進入路の予算計上はいたしておりません。今回の候補地に至る東西の市道につきましては、現在の国道438号よりの交差点付近が狭小であるため、教育委員会といたしましては地元地域の交通安全対策とともに、新たな統合幼稚園の送迎等の安心・安全面からも、新しい国道438号の道路整備の状況なども見ながら、関係機関また関係部署に要望をしてまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 今回の購入等の補正予算には、組み込まれていないという答弁でした。 最近、児童・生徒の登下校中の大変痛ましい事故が続発していること、また安全な道であることや今後その周辺地域を確保していくということは、用地を分けていただく近隣の皆さんの御理解も得ていくことになると思うのです。ですから、今回は入っていないと言われましたけれども、先ほどの御答弁では進入路の拡幅等の安全面での整備というのは今後必要になる、それは幼稚園の整備計画と並行して考えていくと理解をしてよろしいのでしょうか。この点を、ちょっと再度確認をしておきたいと思います。 ○議長(横田隼人君) 教育部長 宮武正治君。             〔教育部長(宮武正治君)登壇〕 ◎教育部長(宮武正治君) 今後、新しい幼稚園に対する安全面としての道路整備等につきましてのことでございますけれども、教育委員会としましては担当部署でないため、なかなか直接的にやっていくという答弁は難しいと思いますけれども、地域の交通安全、また子供たちの交通安全のことを考えまして、先ほども申し上げましたけれども関係部署に対して要望してまいりたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。 ◆14番(中谷真裕美君) 議長、14番。 ○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。             〔14番(中谷真裕美君)登壇〕 ◆14番(中谷真裕美君) 以上で質疑を終わります。 ○議長(横田隼人君) 以上で14番議員の質疑は終わりました。 以上で通告による質疑は終わりました。 これにて質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第51号から議案第64号までの各案は、お手元に配付してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 なお、各委員会の開催日程はお手元に配付してあります各委員長からの開催通知のとおりでありますので、委員諸君には御了承の上、よろしく審査をお願いいたします。 以上で本日の会議を散会いたします。 なお、次回会議の開催は明日午前10時といたします。 御審議、お疲れさまでした。               〔午後1時34分 散会〕             ─────────────── △各委員会の開催について     〔参照〕                                24議第34号                                平成24年6月5日委 員 各 位                      総務委員長    福 部 正 人                      教育民生委員長  加 藤 正 員                      都市経済委員長  松 永 恭 二                      生活環境委員長  吉 本 一 幸             各委員会の開催について  開   催   日   時   委  員  会  名  開 催 場 所 6月12日(火)午前9時00分教育民生委員会全員協議会室6月12日(火)午後1時00分生活環境委員会6月13日(水)午前9時00分都市経済委員会6月13日(水)午後1時00分総務委員会             ─────────────── △各委員会付託案件表                各委員会付託案件表委員会名 \ 議案番号総務委員会教育民生委員会都市経済委員会生活環境委員会議案第51号関 係 部 分関 係 部 分関 係 部 分関 係 部 分議案第52号全     部                     議案第53号全     部                     議案第54号              全     部       議案第55号                     全     部議案第56号              全     部       議案第57号       全     部              議案第58号       全     部              議案第59号       全     部              議案第60号       全     部              議案第61号       全     部              議案第62号       全     部              議案第63号              全     部       議案第64号全     部                                  ───────────────   地方自治法第123条第2項の規定による署名者            議 長            議 員            議 員...